開幕までの１カ月で球場の特性叩き込む

　新球場初練習と初実戦の日程が決まった。日本ハムが３月１日、北広島市に建設した新本拠地の「エスコンフィールド北海道」で全体練習を行うことになった。翌２日には〝こけら落とし〟となる紅白戦を予定。全選手が集まり、大きな節目の一歩を刻む。

　いよいよ、新球場でプレーする機会が訪れる。２月末に春季キャンプを打ち上げ、沖縄から北海道に戻ってくる。そのタイミングでエスコンフィールドを初めて使用する。吉村浩チーム統括本部長は「3月１日は１軍メンバーで練習。２日の紅白戦は全員が来ます」と説明。シーズン開幕（３月３０日）まで１カ月を切り、主戦場の特性を頭と体に叩き込んでいく。

　投手はブルペンやマウンドの感触を確かめ、野手は打球の弾み方、打席からスタンドまでの距離などを体感できる。３月１４日以降は、オープン戦も組まれている。新しい時代の幕開けが迫る。選手、ファンにとって、待ちに待った瞬間が到来する。