《ミシャTalk》この6年間で最も素晴らしいシーズンにできる
サポーターのおかげで厳しい状況を乗り越えることができた
―キックオフイベント最後のあいさつで
「こんにちは。暗いので『こんばんは』と言おうと思ったけれど、まだ昼の時間なので『こんにちは』ですね。まずは、新年明けましておめでとうございます。皆さんのおご健康とご多幸を心からお祈り申し上げます。本当にようやく休みが終わり、皆さんとこうして、お会いできることを本当に心から嬉しく思っています」
「私が来てから5年が経ちました。本当に良い時も、そして、そうでない時もありましたけれども、皆さんのサポートのおかげで、我々のチームは非常に厳しい状況の中でも乗り越えることができ、この5年は非常に安定した形でシーズンを乗り切ることができたと思います」
「昨シーズン、J1の中でも我々、札幌というクラブは非常に安定的な仕事をできたクラブだというふうに思っています。ただ、時期によってはやはり安定感がない、非常に結果の出せない時期がありました。そうした波のあるチーム、波のあるシーズンというのを改善していくこと。それが我々の課題だというふうに思っています」
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来年7シーズン目も皆さんと共に迎えたい
「私は6シーズン、広島で仕事をさせていただきました。その後、浦和レッズでも6シーズン、仕事をさせていただきました。そして今シーズンが札幌での6シーズン目になります。我々には素晴らしいチームがいます。このチームは日本のどのチームと対戦しても、互角以上に戦える、それだけの力のあるチームだと思っています。私自身、この北海道という土地は、私の故郷のように思っています。このチームが好きですし、このクラブを愛しています。そして、この土地で暮らす北海道の皆さんを愛しています。これまでの日本でのクラブの仕事というのは、6シーズンで終えることが多かったです。過去2チームはそうでした。ただ、私は今シーズン、素晴らしいシーズンを送り、素晴らしい結果を残し、来年7シーズン目を皆さんと共に迎えたい、そういう強い気持ちでいっぱいです」
「本当にこのチームであれば、必ず今シーズン、この6年間で最も素晴らしいシーズンにできると思います。今シーズンも、このチームを全力でサポートしてほしいというふうに思っていますし、そして、シーズンが終わった時に、必ずみんなで素晴らしいシーズンだった。そのように、喜びを分かち合える、そういうシーズンにしたいと思います」
「私自身は、この北海道コンサドーレ札幌で自分のキャリアを終える覚悟で仕事をしています。それを実現するために、今シーズンもまた皆さんと共に戦いたいというふうに思います。私からのお願いは、この素晴らしいチームを全力でサポートしていただけることをお願いしたいというふうに思っています。ありがとう」