達 2・1紅白戦〝開幕投手〟に立候補「1軍に上がるチャンス」
春季キャンプ初日から「しっかりアピールできれば」
「2・1」〝開幕投手〟やりたい! 日本ハムの達孝太投手(18)が11日、千葉・鎌ケ谷の球団施設で自主トレを行い、今季初実戦となる2月1日の紅白戦先発に立候補した。オフに入ってからは地元・大阪で身体をいじめ抜いてきた大型右腕。虎視眈々と、ブレークのチャンスをうかがっている。
キャンプイン初日のマウンドから剛速球を放ち、サバイバルのゴングを鳴らすつもりだ。新庄監督が「素晴らしい動きをしていない選手は2軍に落とす」と明言している沖縄・名護での紅白戦。昨季のドラ1右腕は「そこでしっかりアピールできれば、1軍に上がるチャンスが増える」と腕を鳴らし、「もちろん先発で投げたい」と、2023年の実戦〝開幕投手〟に名乗りを上げた。
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オフは地元・大阪のジムに週5で通い 年末年始もほぼ休まずトレ
注目の舞台で、2年目の進化を証明する自信がある。オフは地元・大阪のジムに週5日ほど通い、「もう極限まで追い込みました。毎日しんどかったです(笑)」と、帰宅時は毎晩布団に倒れ込むほど鍛えまくった。年末年始もほぼ休まずトレーニングを積み、「前の日を超えることを目標に毎日取り組んでいました。強くなったと思います」と手応え十分。7日に鎌ケ谷に戻ってからも、精力的に汗を流している。
昨季のプロ1年目は「長い野球人生の土台づくり」がテーマだった。2年目を迎え、意識を大きく変えている。「今年は絶対に結果を出さないといけないと思っている。自分にプレッシャーを与えてやっていかないといけない」。今季は言い訳を排除し、結果だけを追い求めていく年。「2・1」の登板を、その第一歩にするつもりだ。