ファイターズ
生田目 大学時代のライバル・田中正の入団歓迎「仲良くしてくれたら」
鎌ケ谷で自主トレ 同学年右腕の加入に「めちゃめちゃうれしい」
正義と共闘だ! 日本ハムの生田目翼投手(27)が13日、千葉・鎌ケ谷の球団施設で自主トレを行い、ソフトバンクから人的補償で入団が決まった田中正義投手(28)を歓迎した。2人は同学年で、大学時代からのライバル。生田目が流通経済大、田中正が創価大でエースを務め、同じ東京新大学リーグでしのぎを削った。プロではともに、まだ目立った結果を残せていない。今後はチームメートとして切磋琢磨し、大ブレークを狙う。
心強い仲間が加わった。生田目にとって田中正は、意識せざるを得ない好敵手。「(大学時代は)向こうがだいぶ上でした。見たら分かるぐらい注目されていた。意識していないって言ったらうそ。勝手に意識はさせてもらっていた」と振り返り、「同級生が増えるのはめちゃめちゃうれしい。仲良くしてくれたらいいなと思います」と笑顔を見せた。
自信と危機感を持って臨むプロ5シーズン目
もちろん、喜んでばかりはいられない。150キロ超の直球を武器にする右の本格派で、タイプがかぶる。限られた枠を争う存在だ。生田目は昨季、けがに苦しみ、1軍登板は2試合のみ。「今年はもう相当やばい。危機感しかないです」と背水の覚悟をにじませた。