河野 新庄監督指令で8キロのダイエットに成功
指揮官が課したノルマをクリア 目指すは1軍定着
日本ハムの河野竜生投手(24)が14日、新庄剛志監督(50)の指令で減量し、8キロのダイエットに成功したことを明かした。キレキレボディーを手に入れ、プロ4年目の今季は1軍定着を目指す。
2019年ドラ1左腕が、大きな変貌を遂げていた。顎のラインがシュッとし「締まって見えますか」とニッコリ。減量に踏み切ったのは、指揮官の言葉がきっかけだった。昨シーズン終盤に「ちょっと太りすぎじゃないか。痩せたらキレが出るし、いいんじゃないか」と助言を受け「来年2月までに8キロ痩せてこよう」とノルマを課された。
〝清宮流〟ウオーキング&食生活改善を徹底
自覚はあった。「体が重いというか太っていたので、キレを出したいなと思っていた」。10月の宮崎フェニックス・リーグ期間中から、本格的に減量を開始。チームメートの清宮らも行う朝食前1日1時間のウオーキングを取り入れると、効果てきめんだった。
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食生活もガラリと変えた。「太るべくして太るものしか食べて飲んでいなかった」。飲み物はジュース、炭酸飲料から水、お茶、炭酸水にチェンジ。アイスクリーム、ケーキといった食後のデザートも「全部、やめた」と我慢した。
大好物を断ち、朝昼晩の食事メニューを固定。「ご飯、みそ汁、サラダ、ささみか鳥の胸肉。タレも使わないで、野菜もドレッシングを使わない。おいしくないけど体にいいと思った」。食事管理を徹底し、12月中旬に77キロまで落とした。
鎌ケ谷で自主トレの日々 今季は「ポジションをつかみ取る」
新庄監督から出された課題を早々にクリア。今月11日から鎌ケ谷で自主トレを行っており「動きやすいです。食べるものは意識していますけど、何を食べても体重は変わらなくなりました」と手応えを得ている。
昨季は先発で3試合、中継ぎで18試合に登板した。「どちらかのポジションをつかみ取ってそれを1年やりたい。自分の持っているものを出して、チームが必要としてくれる方で、1年間勝負したいなと思います」。スリムボディーで大きな飛躍を遂げる。