冬季スポーツ
レジェンド葛西41位でW杯札幌大会出場ならず「流れが悪い」 STV杯ジャンプ
■STV杯国際ジャンプ大会(15日、札幌・大倉山ジャンプ競技場=ヒルサイズ137メートル)
▽FISコンチネンタル杯男子個人第10戦
50歳でW杯出場目指したが
50歳でのW杯参戦を目指した葛西紀明(土屋ホーム)だったが、1回目111メートルで2回目に進めず、80.5点で41位(コンチネンタル杯33位)に終わった。14日からの負の連鎖を振り払えなかった。葛西は「流れが悪い。きのう(14日)で完全に流れを逃しましたね」と肩を落とした。〝神風〟も吹くことはなかった。「条件は安定していいけど、大倉山特有の風はないですね。12番ゲートなので、風がないと伸びない」。ジャンプ自体も「ちょっといまいちでしたね。きのう良いジャンプできていれば、いいイメージでいけたんですけど」と、百戦錬磨のレジェンドでもうまく切り替えることはできなかった。
14日からの2試合でコンチネンタル杯のポイントはゼロ。逆転でのW杯札幌大会のメンバー入りはならず、2020年2月以来のW杯参戦を果たすことはできなかった。