紅白戦照準「アピールしないと２軍、厳しい戦いになる」

　日本ハムの石井一成内野手（２８）が１５日、自主トレを行っている沖縄・恩納村でオンライン取材に応じ、二塁の定位置獲得を目標に掲げた。遊撃も本職だが、「セカンドをやりたい気持ちがある。レギュラーを狙ってやっていきたい」と明言。サバイバルが始まる春季キャンプ初日の紅白戦に照準を合わせ「アピールしないと２軍という記事も見ましたし、厳しい戦いになる。できることをしっかりやって、万全な状態で２月１日を迎えたい」と力を込めた。

　レギュラー奪取の策は、長打力の向上だ。「体を大きくしたいですし、特にパワーアップを重視してやっています。二遊間を守りながら長打も打てれば強い。そこを目指していきたい」。今オフは例年よりウエートトレーニングの重量を増やし、打球を遠くに飛ばす方法を模索している。勝負の７年目。ムキムキボディーに生まれ変わり、パワーでチームに貢献する。