Bリーグ
B1レバンガ北海道の道産子PG・島谷怜(東海大)が18日にホームデビューへ
持ち味はスピードと広い視野
今年1月にB1レバンガ北海道に特別指定で加入した、東海大4年の道産子PG島谷怜(22、東海大札幌高出)が18日の宇都宮戦でホームデビュー戦を迎える。1月4日にチーム合流すると、7日のアウェー・大阪戦でプロデビュー。昨年12月の東海大インカレ優勝に貢献した島谷が、持ち味のスピードと広い視野で、チーム3人目の司令塔として連敗脱出に貢献する。
加入会見が行われた16日の札幌市内は大雪。プロになることを夢見て、北海道を離れて4年余り。「朝からかなり雪が降っていて、(北海道に)戻ってきたなという感じがします。自分の持ち味である、粘り強いディフェンスと周りを生かすアシストで、チームの勝利に貢献したい」と所信表明した。
7日大阪戦でデビュー、11日A東京戦で初得点
7日のプロデビュー戦では途中出場から2分39秒間プレー。11日のアウェー・A東京戦では、第3クオーター残り1分48秒にファウルをもらいフリースローでプロ初得点をマークした。「今まで戦ってきたカテゴリーとは、ディフェンスの圧力やコートに外国籍選手が常に2人ずついる部分が違う。そこで、どうやって自分のプレーを出していくかが課題。オフェンスであれば、ピックアンドロールからのアシストであったり、自分のドライブからのキックアウト(インサイドからアウトサイドへのパス)で味方の得点を演出できれば」。スピード、パワー、高さ。全てのレベルにおいて、国内最高峰の舞台で、生き抜く術を磨く。