ファイターズ
連載「俺のバイブル!」③根本悠楓投手「ゴールデンカムイ」
プレーに通じる部分も 「ビビったら終わり。野球でもビビったら負ける」
ファイターズと漫画を愛する人に送る連載企画「俺のバイブル!」。選手が〝激推し作品〟を厳選し、熱く魅力を紹介していく。マニアック過ぎたら、ごめんなさい。 第3回は根本悠楓投手(19)が「ゴールデンカムイ」をピックアップ。北海道で繰り広げられる金塊争奪戦やアイヌ文化が描かれた話題作を、道産子ならではの視点も交えて熱弁した。(一部ネタバレを含みます)
◇ゴールデンカムイとの出会い
「最初はたまたまアイヌについてユーチューブで動画を見ていたんです。そしたら、ゴールデンカムイが面白いみたいなコメントがあって、ちょっと見てみようかなと思って見たらハマりました。高2か、高3の頃ですね。白老出身なので、アイヌ文化にはもともと興味、親近感があった。今はウポポイですけど、昔はアイヌ民族博物館があって、小学生の時にそこに行ったりしていました。(作中に出てくる)ムックリっていう楽器はやったことがありますし、鮭の冷凍食を食べる文化も知っていました。なので入りやすかったです」
◇ゴールデンカムイの魅力
「僕はアニメ派なんですけど、展開が分からないからすごく見入っちゃう。だからハマる。ギャグ要素もありながら、グロい描写もあって、ハマる人はハマると思う。先が読めない。どうなるんだろうっていう。土方と杉元と鶴見中尉で対立しながら、途中仲間になったりもするけど、本当に信用して良いのか、裏切りそうだなっていう感じもあって、なかなか読めなくて面白い。(チームメートの)松本遼大にも勧めて、めちゃくちゃ面白いって言っていました。今はここが面白いねとか、熊の殺し方でこれすごくね、みたいな話を2人でしています」