ファイターズ
《ハム番24時》1月17日
プロが本気で取り組めば、実現不可能と思われる秘打をマスターできるのか? 昨年末、新庄剛志監督(50)から「ホームベース直撃打法」を勧められた五十幡亮汰外野手(24)に直接、尋ねてみた。
意図してホームベースに打球を当て、大きくバウンドする間に一塁を陥れる作戦。指揮官も曲芸レベルの離れ業だと分かった上で「練習させても面白いかな」と提言していた。この日、五十幡は「偶然当たったことはありますけど、捕手前にボイーンはないですね…。でもやってほしいというのであればチャレンジ。意識します」と前向きな姿勢を見せた。
年明けから自主トレを共にした広島の秋山翔吾外野手(34)もこの指令に反応し「できるわけない。これができたら5割打てる」とあっけにとられていたそう。シーズン最多安打の日本記録保持者でさえ、度肝を抜かれる発想だ。
とんでもなく難易度が高いことは理解できた。だからこそ記者は、一度でいいから成功するシーンを見てみたいと、勝手に思っている。