五十幡 秋山イズム継承で一流へ キーワードは「徹底」
年明けにカープ秋山と自主トレ 「決められたことをやりきる」
日本ハムの五十幡亮汰外野手(24)が17日、千葉・鎌ケ谷の球団施設で取材に応じ、年明けから10日間、自主トレを共にした広島・秋山翔吾外野手(34)の教えを生かして一流を目指す決意を明かした。キーワードは「徹底」。地道に愚直に鍛錬を重ね、3年目のシーズンへ向かう。
静岡県下田で貴重な時間を過ごした。メジャーも経験してきたヒットメーカーの金言は胸に響いた。「決められたことをしっかりやりきる。続けていくことが大切だとおっしゃっていた。そこは見習っていきたい」
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誓い合った交流戦での〝再会〟 「エスコンで待っていろよ」に発奮
一つ一つのメニューを丁寧にこなし、決して妥協しない。「引っかけないようにする時は、徹底して逆方向に打つとか、1球も無駄にしない。いつも1球を大切にしている」と感じ取った。練習中も気づいたことはメモを取り、後に見返せるようにした。
合同自主トレ最終日には秋山から「1軍で、エスコンで待っていろよ」と激励されたという。6月には新球場で交流戦の広島戦が予定されている。「うれしかったですし、やる気も出ました」と笑みをこぼした五十幡。過去2年、けがに泣いたスピードスターがいよいよ本領を発揮する。