ファイターズ
2023/01/19 19:15

斎藤友が150キロでミット破壊 愛称は「シャウ」を熱望

日本ハム商品も好む斎藤友。順調な調整を続ける(撮影・中田愛沙美)

鎌ケ谷でブルペン入り 二刀流の上原も驚き「化け物です」

 昨年10月に阪神からトレードで加入した日本ハムの斎藤友貴哉投手(28)が19日、千葉・鎌ケ谷の球団施設でブルペン入り。スピードガンで150キロをマークし、ブルペン捕手のミットを破壊した。今季の守護神候補が圧巻の仕上がりを披露し、周囲から「化け物」と驚きの声が上がった。

 ほんわかした雰囲気とは対照的に、斎藤友がえげつない剛速球を次々と投げ込んでいった。捕手を座らせて約40球を投じ、この時期では異例の「150キロ」を計測。スピードガンを構えていたチームメートの上原が「化け物です。この時期にあんな球初めて見た」と驚けば、ボールを受けた薄(うすき)ブルペン捕手も「初めてミットのひもが切れました」と目を丸くした。

さらなるレベルアップに自信 照準は「2・1」の紅白戦

 鎌ケ谷のブルペンを騒然とさせたが、当の本人は「今の時期、150(キロ)出ているかどうか分からないですけど…」と半信半疑の様子。現在の状態について「寒さとかも含めて…60(%)くらいにしておきましょうか。まだ伸びしろがあるということで」と、さらなるレベルアップを予告した。

 今オフは古巣・阪神の岩崎と静岡で合同自主トレを敢行。2月1日のキャンプイン初日に行われる紅白戦に照準を合わせて調整を続けており「例年とは違うパフォーマンスを出せるような感じではあるのかなと思います」と自信をのぞかせる。

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