新加入DF馬場 ボランチで存在感「ガツガツ行って取れる自信はある」J2町田と初対外試合
■コンサドーレ沖縄キャンプ(19日、金武町陸上競技場)
▽練習試合(45分×2) 札幌1-2町田
初の戦術に「守備での難しさ結構感じた」
東京ヴェルディから今季加入したDF馬場晴也(21)は1本目にMF小林祐希(30)とダブルボランチを組んで出場。対人プレーでの強さや、前線への飛び出しを見せて存在感をアピールした。
自身が出場して1-1に終わった1本目。「もちろん勝ちたかったんで、結構悔しかった」と振り返る。「初めての試合で、練習とは全然違うなと。練習では狭いピッチでオールコートマンツーマンについてますけれど、実際のピッチでやることによって、自分だけがついていくというより、味方を動かしつつ自分がボールを奪っていかないと、というのを感じて。守備の部分での難しさは結構感じた」。初めて触れる戦術の難しさを、実戦の中で改めて体感した。
この記事は有料会員限定です。
登録すると続きをお読みいただけます。
小林とのWボランチ「早く慣れるのが一番」
得意としている前からの守備でボールを奪うシーンも見せていた。「狙いが限定されている時は、自分は結構ガツガツ行って取れる自信はあるので。試合の後半では何回か行っていましたけど、まだまだできました。自分がその前(の選手)を動かして、自分のところで奪うというのは今後に伸ばしていけるし、それができるようになったらもっとチームにプラスになる」と、持ち味をさらに磨いて、よりチームに貢献できる存在となることを目指している。
札幌ではまだ最初の実戦。特殊な守備や可変フォーメーションをいきなり新加入の2人がボランチでコントロールした。「(オールコートマンツーマンに)早く慣れるのが一番だと思います。(岡村)ハチさんだったり、(田中)駿汰さんに話を聞いて、『ここは行った方がいい』とか『行かなくてもいい』というのを早く自分の中で整理しなきゃいけない」。先輩からアドバイスを受けながら、順調に成長していくことができれば、開幕スタメンの座も見えてくる。