ＷＢＣの日本代表に日系選手として初めて選出されたヌートバー（カージナルス）と、ゆかりのある人物が日本ハムにもいる。２００６年高校日本代表の米国遠征メンバーに名を連ねていた国際業務担当兼広報の榎下陽大氏だ。

　当時、選手たちはホストファミリーのもとでホームステイ。受け入れ先の１つだったヌートバー家の少年がボールボーイを務め、榎下氏も記念写真を撮るなど触れ合っていたという。

　メンバー入り正式決定後には、インスタグラムで「僕がフォローしたら、すぐフォローを返してくれた」と交流。英文で「代表入りおめでとう」と祝福メッセージを送ると「栗山さんのために、日本代表でプレーできるのは楽しみだ」と返信があったそうだ。

　ちなみに榎下氏はホームステイをしていた際に夫人と出会い、のちに結婚。幸せな家族を築いている。さまざまな縁があるものだ。