独立L・美唄のアンバサダー兼アドバイザーに就任した岩本勉氏「おもろいもの見せます!」
HFL熱くする「一緒に北海道、美唄を、野球を盛り上げたい」
野球独立リーグ「北海道フロンティアリーグ(HFL)」に所属する美唄ブラックダイヤモンズのスペシャルアンバサダー兼テクニカルアドバイザーに就任した野球評論家の岩本勉氏(51)が25日、美唄市で記者会見を行った。
大寒波が襲来したこの日、美唄には嵐を呼ぶ男がやってきた。ファンも見守った会見で、岩本氏は「まいど、どうも! 岩本でございます。責任を一層感じて、やる気満々でございます!」とあいさつし、「一緒に北海道、美唄を、そして野球を盛り上げたい」と、球団やHFLの盛り上げ役を買って出た。
選手に指導も「全てにおいてアドバイスを」
さらに18~27歳の選手で構成されるチームの指導も行っていく。「プレーだけじゃなくて、プレーに対する心構え、野球選手とは。そして、地域密着とは。地域の方と、どうやって共存していくのか。全てにおいてアドバイスを送らせてもらう」と熱っぽく語った。
年々熱気が高まっている「HFL」には、興味を抱いていた。知人を介して、今回の話を受けると、断る理由はどこにもなかった。「すぐに連絡をつないでもらい、何ができるんでしょうか?っていうところがスタート。共に戦いましょうということになりました」と、チームの理念や、スローガンの「夢に感謝へ」に共感した。
「志は皆、一緒」坪井、中村監督ら元F戦士たちと切磋琢磨
〝仲間たち〟と活性化させる。石狩レッドフェニックスには坪井智哉監督(48)、士別サムライブレイズには中村勝監督兼GM兼投手(31)と、元F戦士が揃っている。「元ファイターズのOBの志は皆、一緒です。リーグが盛り上がって、そのチームが盛り上がり、その組織の繁栄があると思う」と岩本氏。切磋琢磨して、地方から北海道を熱くしていく。
試合中のマイクパフォーマンスや、日本ハム2軍との交流試合など、頭の中にはすでに多くの構想がある。「ほんまに見といてください。おもろいもの提供します。こんなおもろい世界があるのかというのを必ずつくり上げます」とニヤリ。北海道の野球界に〝岩本旋風〟を巻き起こす。