ファイターズ
石川「2・1」紅白戦で新球スプリット初披露「ゴロを打たせたり、カウントを取るときに使えたら」
落差が小さい〝第2のフォーク〟習得で新球場の初代守護神狙う
いきなり〝新兵器〟スプリットお披露目だ! 日本ハムの抑え候補・石川直也投手(26)が29日、千葉・鎌ケ谷の球団施設で自主トレを行い、2月1日紅白戦で新球を解禁すると予告した。今オフ、チームメートの上沢直之投手(28)らとともに沖縄・宮古島で練習を行い、これまで投げていなかったスプリットを習得。フォークよりスピードがあり、落差が小さい〝第2のフォーク〟を引っ提げ、春季キャンプ初日から猛アピールする。
新球場の初代守護神となるべく、新たな変化球を身につけた。武器のフォークをさらに生かすスプリットだ。「ちょっと速いフォーク。速くて落ち幅が小さい。握りはフォークよりちょっと浅くて縫い目を変える感じ」と説明した。サバイバルのゴングが鳴る2月1日の紅白戦に登板予定で、さっそく実戦初披露するつもりだ。
宮古島のブルペンですでに試投 実戦で試行錯誤しながら改良していく
宮古島ではすでにブルペンでの試投も行い、一定の手応えをつかんだ。課題には制球面を挙げ「フォークとの違いはあるので、うまくコントロールできるようになったら使える。まだコントロールが難しい。バッターが立ってみないと…という感じです」と、今後は実戦で試行錯誤しながら改良を進めていく。