ファイターズ
2023/01/29 21:15

吉田輝星 名護先乗りで伏見とブルペン入り「めちゃくちゃ投げやすかった」

ブルペン投球を終え、伏見(左)と動作の確認をする吉田

「どっしりとして的が大きく見えた」 日本一知る捕手から収穫と課題を確認

 日本ハムの吉田輝星投手(22)が29日、沖縄・名護で開催中の先乗り合同自主トレに参加し、ブルペンで46球を投げ込んだ。オリックスから新加入した伏見寅威捕手(32)とコンビを組み「めちゃくちゃ投げやすかったです」と好感触を得た。投球後には10分近く話し込み、収穫と課題を確認。今後も日本一を知る女房役から、ピッチング上達のヒントを探るつもりだ。

 白球が力強くキャッチャーミットを叩く。ブルペンに心地よい音が響き渡った。気持ち良さそうに腕を振り続けた吉田は、投球を終えると「構え方やキャッチングは人それぞれだけど、テレビで見ていても好きだなぁと思っていた。どっしりとして的が大きく見えた。性格も投手のことを気遣ってくれるように感じる。すごくいいキャッチャー」。初めてバッテリーを組んだ伏見に対する、賛辞の言葉がポンポンと飛び出した。

今季は先発で勝負 オリの強力投手陣に「(伏見)寅威さんのリードに秘訣があるかも」

 中継ぎを主戦場とした昨季は51試合に登板。高卒4年目で1軍に定着し成長の跡を示した。それでも今季は、さらなる高みを目指して先発での勝負を決意している。「キャンプが終わって『結果的にリリーフになりました』は仕方ないと思う。だけど先発ローテに入って、2桁勝つことを思い描いてプロ野球選手になった。絶対にその夢はかなえたい」。目標達成を助けてくれる存在が、すぐそばにいる。

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい