コンサドーレ
札幌がクラファンで支援総額1億円達成 三上GM「チーム強化に役立てていきたい」
締め切りは31日の午後11時も午前中には目標を達成
北海道コンサドーレ札幌がクラブ強化のために昨年12月2日から開始したクラウドファンディング「VICTORY ROAD PROJECT 2022-23」が、締め切り当日となる31日の午前中に目標の支援総額1億円を突破した。
シーズン開幕前に大きな目標を達成した。2020年から毎年、パートナー企業を応援するためのプロジェクトとしてのクラウドファンディングを行ってきたが、トップチーム強化を目的として実施するのは初めて。クラブの呼びかけに、多くのサポーターが賛同し、1億超えの支援金という目に見える形になって現れた。
残り5日間で支援者が一気に2000人ほど増加
31日の午後11時が締めきりだったが、およそ11時間前には大台に到達。26日午後9時の時点では、支援者が約4000人、支援金も7500万円に届いていなかったが、残り5日間で支援者が一気に2000人ほど増加した。特設サイトやクラブ公式ツイッターには、サポーターからの祝福コメントが続々と寄せられ、目標達成後も支援者は増え続けている。
締め切り前の目標達成に、チームの沖縄キャンプに帯同中だった三上大勝取締役GM(51)はコメントを発表。「この大きな一つの目標を、皆さんと達成できたこと、皆さんの支援、声を、責任をもってお預かりし、チーム強化に役立てていきたいと思います。きょうのミーティングで僕の方からみんなに伝えたいと思います。本当にありがとうございました」。集まった資金は、選手獲得の資金やトレーニング環境の整備などに活用される予定だ。