侍ジャパン選出の伊藤大海 尊敬するダルを密着マーク「金魚のフンみたいについて行く」
キャンプ地の名護で自主トレ ダルと再会の侍ジャパン宮崎合宿に言及
ダルさんについて行きます! 3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する日本代表に選出された日本ハムの伊藤大海投手(25)が31日、キャンプ地の沖縄・名護で自主トレを行った。2月17日からの「侍ジャパン宮崎キャンプ2023」では、米大リーグ・パドレスのダルビッシュ有投手(36)を〝密着マーク〟することを宣言した。
このオフ、尊敬する右腕と米国で合同自主トレを行い、『友達』と認められるようになった。WBCでは共闘が実現。人見知りを自称する伊藤は「ダルさんに金魚のフンみたいについて行って、(チームの)いろんな人になじめたらと思います」と思い描いている。
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エンゼルス・大谷とのコミュニケーションにも期待
そのダルビッシュはこの日、自身のツイッターで宮崎での強化合宿に初日から参加することを表明。偉大な先輩の力を借りて、日本ハムOBでもあるエンゼルスの大谷翔平投手(28)にも近づけるかもしれない。「(友達になるのは)おこがましいですけど。何とかいろんなお話をできたらなと思います」と目を輝かせた。
ペナントレースではV奪還を目指す 「両方考えてしっかりやりたい」
オフ期間中はWBCの使用球で練習を続け、「問題なく、今のところ投げられています」と調整は順調そのもの。春季キャンプでは「1日は紅白戦でバタバタする」と初日のブルペン入りをあえて回避。「みんなの注目を集めたい」と、2日に満を持して投球練習を行うつもりだ。
キャンプ中には2試合ほど実戦で投げる予定。「良い形でWBCももちろんですけど、シーズンに向かっていけるように両方考えてしっかりやりたいです」。万全の準備をして、侍ジャパンの代表合宿に合流する。