ファイターズ
FAで加入の伏見 今季初実戦で貫禄マルチ
■紅白戦 紅組2-4白組(1日、沖縄・タピックスタジアム名護)
守っても2投手の無安打無失点ピッチングをリード
あいさつ代わりのマルチ安打だ。国内フリー・エージェント(FA)権を行使してオリックスから移籍してきた日本ハムの伏見寅威捕手(32)が貫禄を見せつけた。紅白戦の白組「10番・DH」(特別ルール)で先発し、二回に左前打、六回に左翼線二塁打を放った。
移籍後初の実戦。注目される中、2打席とも変化球に対応してみせた。守備でも六回からマスクをかぶり、北浦竜次投手(23)、北山亘基投手(23)をリード。攻守に存在感を示したものの、喜びは控えめで「結果が出るのはいいことですけど、まだ2月1日。勝負はシーズン。そのためにキャンプをどう過ごすかが大事」と先を見据えた。