清宮に思わぬライバル出現 優勝のためにも「全試合ファースト譲らない」
正一塁手へこだわり「それぐらいじゃないと優勝は絶対にない」
沖縄・名護キャンプに参加している日本ハム・清宮幸太郎内野手(23)が4日、正一塁手へのこだわりを口にした。「僕は全試合ファーストを譲らない。それぐらいじゃないと優勝は絶対にないと思う。その気持ちでやっています」と意気込んだ。
ライバルはアルカンタラ、野村ら「びっくりしてます。僕のグローブをずっと使ってます」
昨季は主に一塁で自己最多の129試合に出場したが、うかうかしていられない。このキャンプでは、来日2年目のアルカンタラが一塁守備に挑戦中。思わぬライバル出現に「いや、びっくりしてます。僕のグローブをずっと使ってます」と苦笑いする。三塁が本職の野村もファースト候補に挙がっており「サードに行ってもらって」と願う。
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プロ6年目のキャンプは、充実した日々を過ごしている。この日のフリー打撃では、46スイングでバックスクリーン直撃の一発を含む4本の柵越えを披露。「風じゃないですか。まだ、あまり納得してない」と言いつつも「日に日に良くなっていると思います。バッティングも守備でも」と表情は明るい。
胸板が厚くなり「ちょっとパワーアップしたかな」
体も「ちょっとパワーアップしたかな」とニンマリ。「ユニホームを着ると小さく見える。白とか黒の半袖シャツだとデカく見えるせいじゃないですか」と謙遜したが、胸板が厚くなっているようだった。
第1クール最終日の5日は紅白戦が行われる予定。今年のキャンプは〝5勤〟スタートなったが「シーズンに入ったら6連戦なんて当たり前。言うても23なんで、全然大丈夫です」と威勢が良い。攻守でアピールし、一塁の定位置をガッチリつかむ。