ファイターズ
右手人さし指骨折の加藤豪が驚異的回復!「すごく良い感触」キャンプ初フリー打撃で快音
正二塁手の座を狙う逆輸入ルーキー キャンプ直前のノック中に負傷
日本ハムの加藤豪将内野手(28)が4日、沖縄・名護で開催中の春季キャンプで初めて屋外フリー打撃を行った。先乗り合同自主トレに参加していた1月30日のノック中に右手人さし指を骨折。キャンプ直前に不本意なケガを負ったが、回復はすこぶる良好だ。
南国の空に快音を響かせた。不運に見舞われた加藤豪だが、幸いにも打撃に支障はなかった。骨折から2日後には屋内練習場でスイングを再開。この日は力強くバットを振り、気持ちよさそうに打球を飛ばした。「すごく良い感触で打てました。バッティングは痛くない。もう全然普通です」と、人懐っこい笑みを浮かべて状態をアピールした。
報道陣の問いに「えっ? なんかサボっていたみたいな言い方ですね(笑)」
もともと人さし指を浮かせてグリップを握るタイプで、負傷後も違和感なくバットを振れている。同箇所を骨折するとスイング時にしびれを伴う例もあるが、加藤豪にはあてはまらなかった。報道陣から全力で振れているかを問われると「えっ? なんかサボっていたみたいな言い方ですね(笑)。いやもう100%です」と、茶めっ気たっぷりに返答。ユーモア交じりの言葉は、早期の完全復活を予感させる。
早ければ第2クール中にも華麗な守備お披露目
送球の再開時期は当初、2月の2週目以降と診断されていた。しかし、驚異的な回復を見せる加藤豪は「トレーナーさんから『スローイングは2週間後』という話をされたけど、もっと早まるだろうという感じ。今日も外で打てているので、問題ないです」と自信たっぷり。早ければ第2クール中にも、華麗な守備をお披露目するつもりだ。