野村 新背番号とともに「5」つの誓い 名実ともにチームの顔へ
期待大のクリーンアップ候補 誓いを胸に5年目シーズンへ
沖縄・名護キャンプに参加している日本ハムの野村佑希内野手(22)が新背番号にちなんで『5』つの誓いを立てた。今季から球団の顔とも言える一桁背番号を託された主砲候補が、新たな覚悟を胸にプロ5年目のシーズンに挑む。
①エスコンフィールド北海道が開業する「新球場元年」。初代4番の座は譲らない
「4番にはこだわりを持ちたいです。誰でも打てる打順ではないし、特別だと思います。昨年12月、新球場に行った時はまだプレーすることが想像できなかった。すごいな~という客観的な目線でした。これから練習とかをして、高ぶってくるかなと思います」
②清宮幸太郎内野手(23)との〝きよのむコンビ〟で全試合出場だ
「キヨさんがファーストで全試合出ると言っているなら、僕はサードで出るしかないですね。三塁守備ではたくさん迷惑をかけて、悔しい思いもしてきました。たくさん使ってもらって、ゆくゆくは守備でも引っ張れるような存在になりたい。去年の秋キャンプでは飯山(裕志)コーチにいろいろと教えてもらい、スローイングが良くなったと思います」
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③今年こそ離脱しない シーズン完走を宣言
「けがをしないのは難しいし、シーズンに入れば痛いところはいっぱい出てくる。皆さん、痛いところもありながらやっていますし、野球ができなくならないようにしたい。オフにはキヨさんと函館八幡宮も行きましたし、出かけた先で神社があれば『1年間戦えるように』とお祈りするようにしました」
④チームを引っ張る 立ち居振る舞いから意識
「もう5年目ですし、チームのいい雰囲気をつくれるようにしたい。姿勢であったり、たたずまいとかで見られていると思って過ごしたいです。元気印はいっぱいいるので任せて、試合の守備中に投手に声をかけたり。去年も結構いきましたけど、今年はより一層、できるようにしたいです。(同じ内野手の)谷内(亮太)さんとかにも聞きながら勉強して、どんどんやれることを増やしたいです」
⑤ミニマリストになる
「ホソ(細川凌平)がいらないものは捨てるタイプの人間なんです。去年の秋季キャンプに行く前に『やりましょう』と誘ってくれて、一緒に断捨離しました。僕は書類とか簡単に捨てられないタイプ。寮の部屋にあふれかえっていたものを処分して、いらない服はサイズが同じ(阪口)楽にあげました。これを機に、ミニマリストを目指したいと思っています」