野球
侍ジャパン栗山監督インタビュー 〝スーパーピッチャー〟の伊藤を重宝
21年シーズンに共闘 資質を知る伊藤に期待
今年3月のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に臨む野球日本代表の栗山英樹監督(61)が道新スポーツWEBなどのインタビューに応じた。世界一奪還へ向けた重要なピースとして、日本ハムから唯一選出された伊藤大海投手(25)に期待を寄せた。
ー伊藤とは日本ハムの監督時代に1年間ともにプレー。選出の理由は
「どういう場面でも、先発やりながらも、ランナーがいながらでもいける。実際に一緒にやっていないと分からない細かいところがある。とにかくブルペンというかピッチャー陣に幅が必要だったので、そういう意味では頼りにしています」
東京五輪では金メダル獲得に貢献 「試合に入っていける能力が高い」
ー2021年の東京五輪でも中継ぎとして金メダル獲得に貢献した。走者を背負っても、動じないのが強み
「理由は言いたくないけど、彼には特長があって。試合に入っていける能力というのが高い。もちろん本人は先発をしたいかもしれないけれど。WBCは球数制限があるので、どこでもいけて何でもしちゃう〝スーパーピッチャー〟がいるということが優勝条件になってくると思うので、すごく期待しています」