《SHINJOの信条》結果を出してレギュラーを獲りにいくのがプロですから
■春季キャンプ第2クール第1日(7日、沖縄・タピックスタジアム名護)
ー重盗の練習、組み込まれていたが、ボス発案?
「いやいや、コーチたち。ああいうケースでね、点を防ぐ、点を取りにいくという練習。去年からやっていたから。大事な場面で。ここっていう時にね。必要となってくるから。ああいう1点というのはものすごく大事だし、防がないといけないし。せっかく苦労して取った1点をああいうのでまた奪われたり奪ったり…そんなに打てないじゃないですか。セコい技じゃないですけど、いつも言ってるように防げない点を取ることを大事にしたい。中継ミスやパスポールで1点を簡単にやるとかね。今年は防ぐ。防げない時もあるけど、その回数を減らす。ファインプレーしろとか思わないんっすよ。俺は。来たボールを取って相手に返してアウト1つずつを27個取ってくれたらもう。気が付いたら守りの野球で勝っているという。で、攻撃で去年よくやった一、三塁のケースで嫌がるような点の取り方でポンポンって。そういうチームが強いチーム」
ー昨年に比べれば、選手も動揺がない感じがする。
「かなり分かってくれてますから。どのケースでもあるよ、って。野手が『俺たちが1点取るからこの1点を守ってくれ』って。『もし取られたとしたらもう1点取るから頼むよ』みたいな。ピッチャーと野手がそういう気持ちになってくれたら最高ですよね」
―走塁練習ではテレビ画面を使った
「昨年からやっている。インチが小さかったから僕が買った」
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―画面が楽天だったのは開幕見据えて?
「いやいや関係ないです。いろんな相手で練習していく。左投手、右投手、けん制のうまい投手、それは代田コーチが選んでやってるんじゃないですか」
―腕立てロングテイーは
「俺じゃない。八木コーチ。あれはすごくいい練習。俺もやってたんですけど。トレーニングした後にスイングすると、乳酸たまって、そのスイングの軌道を覚えるという。(腕立て)10回だったけど、俺なら11回する。差を広げたいタイプだったから。年間にしたら何本増えているんだという話。俺はね」
―BPで新人が2人投げた。
「金村君に関しては、コントロールの良さを聞いていたのでね。ただ、キレイなフォームでグッと投げるのと、打者のタイミングを狂わせて投げるのと。建山コーチがどう変えていくか。あと、宮内君はイメージ的には右打者に対して変化球でゴロを打たせて抑えてほしい投手に見えるが、オレはね、左打者に対して抑える投手でいけそうな気がするんですよね」
―サムスン戦先発は?
「先発は畔柳くんじゃないかな。ちょっとその辺は任せてるんで」
―加藤豪がフリー打撃も
「打つ方は最初から良かった。投げる方はね。まだかかるでしょ」
―加藤豪は打つ方だけで試合に出る可能性は?
「そういうふうにしてるかっていうと、してないかな。ガチガチで、いきたいかな。ケガしてしまった選手は仕方ないからね」
―国頭に行ってもらうという話をしていたが
「ま、そんなの気にしてられない今年は。国頭行くとか、こっちに呼ぶとか。もうグラウンドで結果を出してくれって。(野手は)DHを含めて9人しか出られないんだから。これを取りにいきなさい。去年トライアウトとしてやって成績残した人は出るしね。そういう約束だったし。あとはもう何人も出せないから。結果を出して(レギュラーを)獲りにいくのがプロですから。何と言われようがいい。何と言われようと俺はいい。それが責任だと思うし、負けたら俺が悪い」
―きのうの休みはリフレッシュできた?
「いや、できなかった。きのうゴルフね。新しいコーチが来て。やっぱ好きだしね。俺は好きじゃないんだけど。一緒に回りましょって。で、雨降ってくれてラッキーって」