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【2月9日 練習試合 戦評】清宮が弾丸ライナーの先制2ラン 投げては7投手でサムスンをリレー完封
■練習試合(9日、沖縄・タピックスタジアム名護)
四回には2死走者なしから加点 石井がタイムリー
今季初の対外試合を行い、サムスン(韓国)に3―0と快勝した。「5番・一塁」で先発出場の清宮幸太郎内野手(23)が二回無死二塁で相手の先発左腕が投じた内角直球をはじき返し、先制2ランをライナーで右翼芝生席に叩き込んだ。四回には「7番・二塁」でフル出場した石井一成内野手(28)が2死二塁で右前にタイムリー。この回2死走者なしから追加点を奪った。
投げては7投手が9回を無四球で無失点リレー。1日の紅白戦に続いて今季初の対外試合でも先発した2年目右腕の畔柳亨丞投手(19)が2回をパーフェクトに抑えた。
■先発し、2回をパーフェクトに抑えた畔柳
「自分の採点では30点くらい。相手もでき上がってはないと思うんですけど、三振が2個取れたっていうのは良かった部分。ストレートが浮いているので、もっと練習で意識して取り組んでいかなきゃいけない。こぢんまりしちゃったら自分の良さが消えちゃう。体を大きく使って投げていきたい」
■4番手で登板し2回を完全投球の吉田
「真っすぐとフォークの組み合わせは、去年も自分の中で一番のコンビネーション。うまくストライクとボール使いながら投げられました。右バッターにもう少し投げたかった感じはありますけど、それはピッチングでイメージして次の試合でやりたい」
■「1番・中堅」で先発し2安打1盗塁をマークした五十幡
「打席の内容は悪くなかったですけど、塁に出てホームインするまでが自分の打席。そこまで責任を持ちたいっていう意識でやっているので、走塁ミスというか、チャレンジした結果ではあったんですけど、チームの士気も下げますし、責任感を感じながら、チャレンジするところはしてやっていきたい」