夏季スポーツ
2023/02/11 18:00

札幌ドームで3年ぶりにフットサル全道大会 259チーム3078人がエントリー

札幌ドームで3年ぶりに開幕したコンサドーレ・エスポラーダカップ・全道市町村サッカー・フットサル大会(撮影・西川薫)

2000年から開催、21年、22年はコロナで中止

 2000年に始まったコンサドーレ・エスポラーダカップ・全道市町村サッカー・フットサル大会が11日、2020年2月以来3年ぶりに札幌ドームで開幕した。2日間で259チーム、3078人がエントリー。11日はU10から一般まで男女13部門が行われ、12日の最終日はU6からシニアの部まで12部門が行われる。

 コロナ前までは3日間大会だったが、今年は2日間大会として開催。試合の合間にはFリーグ1部のエスポラーダ北海道の選手によるサイン会やエキシビションマッチも実施。今大会はマスクをしながらの声出し応援が解禁され、スタンドでは選手の保護者ら大勢の観客がピッチさながらの大声援を送っていた。

レディースの部は北海道大谷室蘭が全試合完封で優勝

 レディースの部は9チームが出場。決勝は、昨年12月の全日本高校女子選手権に出場した北海道大谷室蘭が4-0で米里teamDesafioに快勝。予選リーグ4試合と決勝の5戦全てを完封し頂点に立った。北海道大谷室蘭は3年生が7人。コロナ前までは、この大会を引退試合として毎年出場していた。普段は11人制で戦うため、選手たちはフットサルの大会は初出場。ピヴォの中原碧泉主将(3年)は「開催できて良かった。もう学校も終わっていて、1カ月ぶりに集まった。事前にLINEで『みんなで絶対に無失点で優勝しよう』って話していたので、達成できて良かった」と、高校最後の大会を優勝で締めくくり思い出のユニホームに別れを告げた。

 北海道フットサル連盟の北林剛会長は「これからも全方位でフットサルを盛り上げていきたい」と底辺拡大と選手強化に取り組んでいく。

 

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