コンサドーレ
札幌 最後の練習試合で大量失点 MF荒野「一人一人が頑張っていこう」
■コンサドーレ熊本キャンプ(11日、大津町運動公園球技場)
▽練習試合(45分×4) 札幌2-6熊本(0-0、1-4、0-0、1-2)
レギュラー組がJ2熊本に1-4
開幕前最後の実戦で、痛恨の大量失点-。札幌は11日J2熊本との練習試合を実施したが、主力組が出場した90分間でまさかの4失点を喫した。18日の広島との開幕戦まであと1週間。浮き彫りとなった課題をチーム全体で修正し、本番へ臨む。
一進一退の攻防が繰り広げられた1本目を0-0で折り返し、2本目の11分にMF荒野拓馬(29)からのパスを受けたMF金子拓郎(25)のシュートで先制。ここまでいい攻撃の形を何度もつくりながら、なかなか得点を決められなかった札幌にとって、待ち望んでいたゴールがようやく生まれた。
流れに乗って追加点を奪いたかったが、19分にPKから同点にされると試合の流れは一気に熊本へ傾く。29分に右サイドを崩されて逆転ゴールを献上すると、この辺りから札幌の選手たちの足が止まり、攻撃に転ずることができなくなる。36分に左CKからヘディングシュートを決められ、続けざまに38分にも失点。開幕戦に向けて勢いをつけたかったが、逆に大きな課題を突きつけられる最終リハーサルとなった。