■紅白戦　紅組５ー３白組（１１日、沖縄・タピックスタジアム名護）

第１打席から３打席連続ヒット　「打席の入り方が良くなっている」

　巧打と俊足でレギュラー獲りをアピールした。日本ハムの浅間大基外野手（２６）が１１日、名護キャンプで行われた紅白戦に白組の「２番・ＤＨ」で先発出場。第１打席から３打席連続で安打をマークした。「前の実戦よりもボールの見え方が良かった。しっかり捉えている当たりが出てきたのは良いこと」と打撃の状態は上々だ。

　無死一塁で迎えた１打席目は、セカンドのグラブを弾く痛烈な打球を放ちチャンスを拡大した。２打席目はショートへのボテボテの当たりだったが、俊足を生かして内野安打をもぎ取った。３打席目は右前へクリーンヒット。実戦を重ねるごとに「打席の入り方が良くなっている」と大きな手応えをつかんでいる。

指揮官の意図を理解　「結果にこだわってやっていくだけ」

　新庄監督は紅組に現時点でのレギュラー候補を起用。意図してオーダーを組み、選手たちの競争をあおっている。浅間は「初日（の紅白戦）を見た段階で、すぐにそう思った。ここから先も結果を出した人が試合に出る。実戦が増えるので一打席一打席、結果にこだわってやっていくだけ」。黙って安打を積み上げ、スタメンの一角を狙う。