コンサドーレ
開幕直前のピンチに43歳MF小野が立ち上がった 「まず開幕戦でどれだけいいものを見せられるか」
■コンサドーレ熊本キャンプ(12日、大津町運動公園球技場)
11日にJ2熊本との練習試合を戦った札幌は12日、リカバリーメニューを中心とした練習を行った。
30分間の全選手ミーティングの最後を締めた
練習終了後、選手全員で約30分間のミーティングを行った。その最後に立ち上がったのがプロ生活26年目、4か国7クラブを渡り歩いてきた大ベテランMF小野伸二(43)だった。「これからスタートなので、チームが一丸となれるように、前向きな言葉をかけ合いました。外から見てて感じたこととか、この1年を戦う上で必要なことを伝えたつもりですけど、受け取る側がどう受け取るかが大事なので」。経験豊富な大ベテランから発せられた一言一句を、全選手が重く受け止めたはずだ。
「この1週間でどうやって気持ちの面で切り替えられるか」
4本合計2-6で敗れた前日の練習試合。別メニュー調整のため出場しなかった小野は、ピッチの外からその一戦を見つめた。「結果を見てしまうと、勝ってもいないですし良いとは言いがたいけど、選手たちは負けようと思ってやってるわけじゃないですから。とにかくこの1週間でどうやって1人1人が気持ちの面でも切り替えられてやっていけるかはすごい大事だと思います」。まもなく迎える開幕戦に向けた気持ちの準備を強調した。