ファイターズ
上沢 打撃投手で披露の新球「スラッター」に好感触
石井から空振りも 「良い反応が見られた。少し手応えを感じています」
日本ハムの上沢直之投手(29)が16日、沖縄・名護で今キャンプ初の打撃投手を務め、スライダーとカットの中間に位置する新球「スラッター」を織り交ぜた。石井一成内野手(28)から空振りを奪う場面もあり「まだまだ改善しないといけない点はありますけど、ある程度、良い反応が見られたので、少し手応えを感じています」と成果を口にした。
打者にも球種を宣言し、30球を投げた。直球は140キロ台後半を計測し、パワーカーブも効果的に決まった。実戦形式で初めて試したスラッターは今後も磨いていくつもりで「出だしは真っすぐに見えて、打者の手元に近いところからクッと曲がってほしい。カットは芯をちょっと外して打ち取る感じですけど、スラッターは空振りも取れたらいいかな」と理想を描いていた。