コンサドーレ
26歳の誕生日迎えたMF浅野が恩返し弾に意欲 古巣との開幕戦に「得点を見せたい」
■コンサドーレ熊本キャンプ(17日、大津町運動公園球技場)
ベンチスタートが濃厚も攻撃のカードとして札幌デビューを待つ
最高のスタートを切る―。今季、広島から加わった浅野雄也が17日、26歳の誕生日を迎え「親に感謝する日です」と両親への思いを語った。18日に行われる広島との開幕戦はベンチスタートが濃厚。攻撃のカードとして、札幌デビューのときを待つ。「得点を見せたい」と〝恩返し弾〟に意欲を見せた。
「特別な思いはあるけど、相手がどこでもやることは変わらない」
2023年はいきなり古巣と相まみえることになった。浅野は「特別な思いはありますけど、相手がどこでもやることは変わらない」と闘志を燃やしたが、「全員知ってるんで、誰がボールを持っているとか、いろいろ考えてしまうかも」とも笑った。
古巣の本拠地は今季最後「スタジアムに向かう道とか。思い出しながら行くんやろうな」
広島がエディオンスタジアム広島を本拠地とするのは今季が最後となる。「(広島での)初めての試合が一番印象に残っている。鳥肌が立ちました」。2020年の開幕戦、広島デビューを飾った浅野は、1万8713人の観客に圧倒された。その後、新型コロナがまん延。迫力のある応援を受けたのは、その一度だけだった。