ファイターズ
2023/02/18 21:05

伏見 自身今シーズン初の対外試合で1安打 守っては3投手を巧みにリード

先発マスクをかぶり、投手陣を巧みに引っ張った伏見(撮影・桜田史宏)

■練習試合 中日4ー4日本ハム(18日、沖縄・タピックスタジアム名護)

五回の第2打席で中前打 投手陣とのコンビネーションにも手応え

 日本ハムの伏見寅威捕手(32)が18日、キャンプ地の沖縄・名護で行われた中日との練習試合に「8番・捕手」で先発出場し、1安打を放った。五回に退くまで3投手とバッテリーを組み、巧みなリードで1失点と相手打線を封じた。今キャンプ初の対外試合に「多少緊張感があった。自分のプレーができたらいいと思っていた。ゲームをつくれて、一応ヒットも出た。悪くはないかな」と充実感をにじませた。

 12日の楽天戦を腰の違和感で回避。満を持して新天地での対外試合デビューを果たした。先発の根本から宮西、玉井と3投手をリード。各自の特長を探りながら、慎重に配球を組み立てた。「みんなの映像を見ましたけど、実際に捕ってみると印象が違う。それがやっていて面白いところ。ピッチング(練習)よりも実戦で打者の反応を見ることが大事」。根本以外はぶっつけ本番でコンビを組んだが、すんなりと能力を引き出した。

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい