ファイターズ
田中正 移籍後初の対外試合で先発登板 明暗ハッキリの2回3安打1失点
■練習試合 楽天4-8日本ハム(19日、沖縄・タピックスタジアム名護)
直球153キロ計測も決め球に課題 二回は及第点「悪くなかった」
先発ローテーション入りを目指す豪腕が課題と収穫を得た。日本ハムの田中正義投手(28)が19日、楽天との練習試合に先発登板した。一回は3安打を集められ1失点するも、二回は打者3人をわずか8球で料理。明暗分かれる2イニングとなった。移籍後初の対外試合を終えて「反省するところは多かった。でも、次に生きるマウンドだったと思う」と一定の手応えを口にした。
この日は最速153キロをマーク。立ち上がりから力強い直球を披露し、球場を沸かせた。その一方で、許した3安打は全てが変化球。決め球のフォークとスライダーを次々とはじき返された。「追い込んでから前に飛ばされることが多かったので、そこの精度ですね」とウイニングショットに課題を残した。