ファイターズ
伊藤大海は侍のジョーカー「大事な切り札の役割をやってくれたら」厚沢コーチが構想明かす
ソフトバンクとの壮行試合(2月25日、宮崎)に五回から3番手で登板
侍ジャパンのジョーカーだ。3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表の日本ハム・伊藤大海投手(25)が、25日に行われるソフトバンクとの壮行試合(宮崎)に五回から3番手として登板し、1イニングを投げる。宮崎での強化合宿第2クール2日目の22日は、23日のブルペン入りに備えて遠投などで調整。「すごく体の状態もいいし、自分自身も楽しみ。調整というより、自分のポジションを勝ち取れるようしっかりアピールしたい」と誓った。
WBC本番では先発投手の降板後、イニング途中、走者が残っている場面での〝火消し役〟
チームでは先発を担う伊藤が、WBC本番では〝火消し役〟を託されそうだ。2021年まで日本ハムでコーチを務めた厚沢和幸ブルペン担当コーチが「先発とか第二先発よりも、あと1アウト、あと2アウトを取ってほしい。大事な切り札の役割をやってくれたら、でかいなと思っています」と構想を明かした。
WBCは球数制限があり、継投が鍵となる。首脳陣は先発投手が降板後、イニング途中、走者が残っている場面での登板する投手が「2、3人必要」と適性を見極めており、筆頭候補として伊藤の名が挙がっている。