コンサドーレ
札幌MF小林「元チームメートたちとピッチ上で再会できて対戦できるのはうれしい」 25日、ホーム開幕神戸戦
■コンサドーレ熊本キャンプ(23日、大津町運動公園競技場)
大迫勇也、山口蛍など日本代表経験者擁する相手
古巣から2023年初白星だ―。25日のホーム開幕戦が近づいてきた。迎え撃つのはFW大迫勇也(32)やMF山口蛍(32)など、日本代表経験者を数多く擁する神戸だ。スタメン出場が濃厚なMF小林祐希(30)も昨年7月下旬から約3カ月間在籍しており、「サッカーを通して会話ができれば」と再会に心を躍らせた。
キャンプや練習試合でずっと主力組に入っていた小林だったが、18日に行われた広島との開幕戦はベンチスタート。「選手として悔しい気持ちとかは多少なりともないとおかしいとは思うけど、だからと言ってやることが変わるわけじゃない」。スタメンであろうがベンチであろうが、チームが勝つために与えられた役割を全うすることに集中する。
「このチームの前の選手の動きは裏に走ることだと思う。裏でボールに合えばチャンス、合わなければピンチになる」。リスクを背負うサッカーであることは百も承知。小林は「今まで自分がやってきたサッカーとは、全く違うサッカー。難しい部分は多いけど、合わせてやっていく」と、ミシャの描くサッカーに溶け込む作業が続いている。