ファイターズ
野村が2戦連発 0封負けを阻止する4番のバックスクリーン弾
■練習試合 ロッテ5ー1日本ハム(23日、沖縄・タピックスタジアム名護)
定位置の4番でフル出場 八回に中森から意地の一発
日本ハムの野村佑希内野手(22)が23日、キャンプ地の沖縄・名護で行われたロッテとの練習試合に「4番・DH」で先発出場した。5点ビハインドで迎えた八回に、相手3番手・中森からバックスクリーンへのソロ本塁打を放ち、0封負けを阻止。一矢報いる豪快なアーチで、4番打者の意地を示した。
主砲の状態が上向いている。逆方向へ2ランを放った21日の中日戦(北谷)に続いて、2試合連続の本塁打。理想とする中堅方向への一打を「センターにしっかり打ちにいって、良い方向(の打球)が出た。前の試合は風もあった。しっかり自分の打ち方ができたので、きょうの方が良かったです」と笑顔で振り返った。
チーム唯一の実戦フル出場 新庄監督の期待は重々承知
チームでただ一人、1日の紅白戦から全11試合にフルイニング出場。疲労の蓄積するキャンプ終盤だが、新庄監督は大きな期待を込めて4番に固定している。野村は起用法を意気に感じ取り「やってくれよっていうサインだと思う。去年もケガでキャンプを離脱している。きついですけど良いスイングが増えてきているので、いいキャンプを過ごせています」と充実の日々を送っている。