ファイターズ
北広島BP内に農業学習施設 クボタ、北大と3者協定締結
川村社長「農業の未来支える象徴的取り組み」
北の大地から「農業の未来ビジョン」を発信していく。ファイターズ スポーツ&エンターテイメント(以下FS&E)は9日、2023年春に開業する北広島の北海道ボールパークFビレッジのエリア内に設置する農業学習施設において、農機メーカー大手のクボタ、農業に関する教育研究を行う北大と3者連携協定を締結したと発表した。
施設はクボタが十数億円をかけて来年4月に着工。2階建て、延べ面積は2400平方メートル。展示エリアでは、農業の最新技術や社会課題などの紹介、ロボットやAIなどを活用した農作物の栽培を行い、体験エリアでは、農作業体験や生産者とのふれあいの場を提供する。
3者協定では農業を担う次世代の人材育成、食育などの教育活動、コミュニティーの創出、人材交流活動、道内の農業への貢献、SDGs活動などに取り組む。FS&Eの川村浩二社長は「それぞれの強みを生かし農業の未来を支える象徴的な取り組みになれば」と意気込みを語った。