ファイターズ
2023/02/25 23:05

侍ジャパン伊藤 リリーフで1回2Kパーフェクト ストライク率100%

1イニングをわずか8球で3者凡退に抑えた伊藤(撮影・村本典之)

■侍ジャパン壮行試合 ソフトバンク4ー8日本(25日、宮崎・ひなたサンマリンスタジアム宮崎)

五回頭から3番手で登板 強力ソフトバンク打線を手玉 

 3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する日本代表の日本ハム・伊藤大海投手(25)が25日、壮行試合・ソフトバンク戦(宮崎)に五回から3番手で登板。キレッキレのボールを投げ、1イニングをわずか8球で3者凡退に抑えた。

 水を得た魚のように伊藤がマウンドで躍動した。強化合宿初日に愛用しているロジンバッグを使用できることが判明。2021年の東京五輪で〝追いロジン〟が代名詞となった右腕は、モクモクと白い粉を舞わせ「安心感が強いです。きょうくらいだと〝適(量)ロジン〟じゃないですかね」とニヤリと笑った。

遊び球なしのすべてストライク 降板後はブルペンに直行

 「思ったよりも良かった」という直球の最速は150キロを計測。先頭のホーキンスを2球で投ゴロに仕留め、続く栗原、今宮は2者連続で見逃し三振に斬った。ストライク率100%と打者を圧倒。「遊び球もいらないかなという感じで、ストライクゾーンを目がけて投げました」と満足げに振り返った。

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