２月２６日に再び実戦形式の打撃練習に登板予定　壮行試合はベンチから戦況見守る

　今年３月のワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）に出場する日本代表の強化合宿に米大リーグから唯一参加しているパドレスのダルビッシュ有投手（３６）が２５日、ブルペンでシャドーピッチングを行った。２６日にはライブＢＰ（実戦形式の打撃練習）に登板する予定で「登板前日は打者に対してどういうふうな配球で投げていくかとか、試合に近い状態でああいうことをする」と意図を明かした。

　壮行試合・ソフトバンク戦（宮崎）には出場できないため、ベンチで戦況を見守った。試合前に取材に応じ、「自分は野球ゲームの『プロ野球スピリッツ』とかをやっていたので、その中の選手たちでしかない。それを生で見られるということで、そういう意味で楽しみなところはある」。

野球ゲームもプロ級の腕前　日本一になって「２軍の選手にも詳しくなった」

　『プロ野球スピリッツ』は２０２０年から始め、「昨年の今頃に日本一になりました」とプロ級の腕前だという。「それまでは主力級の選手たちのことしか分からなかったけれど、それをやることになって２軍の選手にも詳しくなった。それで日本の野球を勉強したので、今に生きています」と語っていた。