ファイターズ
吉田輝星 課題浮き彫り「真っすぐは全然ダメでした」楽天とのオープン戦先発で3回1失点
■オープン戦 楽天4ー5日本ハム(25日、沖縄・タピックスタジアム名護)
三回2死三塁から適時打浴びるも「最少失点に抑えられたのは最低限、良かった」
日本ハムの吉田輝星投手(22)が25日、沖縄・名護で行われた楽天とのオープン戦初戦に先発し、予定の3回を5安打1失点で投げ終えた。「最少失点に抑えられたのは最低限、良かった」と振り返りつつ「真っすぐに関しては全然ダメでした」ときっぱり。約1カ月後に迫った開幕へ向け、課題が浮き彫りになった。
試合後の悔しそうな表情が、全てを物語っていた。立ち上がりから直球の制球が定まらず、変化球に頼らざるを得なかった。一、二回は走者を背負いながらも無失点。しかし、三回は2死三塁から黒川に甘く入った直球を捉えられ、左前適時打を献上した。「黒川に打たれたやつは、外ギリギリのボール球で良いと、(伏見)寅威さんからもサインが出て、僕自身も同じ考えでいたけど、中に入ってしまった。簡単に決着が付いて安打になってしまったので、そこは1週間で直していきたい」と次回登板でのリベンジを誓った。