野球
2023/02/28 20:30

【侍ジャパン帯同記】道スポ評論家の鶴岡慎也氏 ブルペン捕手として代表を支える

吉井コーチ(左)、厚沢コーチ(右)とともに投手陣のトレーニングを見つめる鶴岡氏

縁の下の力持ちとしてチームをサポート 選手とともに世界一奪還へ

 野球日本代表「侍ジャパン」は27日、宮崎での強化合宿を打ち上げた。3月からは名古屋と大阪で強化試合を行い、本大会へ向けて準備を進める。ブルペン捕手として帯同する鶴岡慎也氏(41)は、合宿初日に日本ハム時代のチームメートだったダルビッシュ有投手(36)とキャッチボールを行うなど裏方として奮闘中。代表チームで過ごす日々の一端を道スポWEBにて語った。

投手の動きを常に観察 旧知の吉井、厚沢両コーチとも連携

 強化合宿中は選手よりも早い時間に球場へ行って、まずは自分のウオーミングアップをしていました。ストレッチや軽いトレーニングをして全体練習に備えます。選手が来てからは主に投手に合わせて動きます。ファイターズから派遣されている梶原ブルペン捕手に、どのような行動をすればいいのか教えてもらっています。流れをつかむのは大変ですが、毎日ものすごく助けてもらっています。

 練習中は投手が相手を探すことなく、すぐにキャッチボールができるよう近くにいます。ブルペン投球が始まれば当然、ボールを受けます。合宿の序盤は捕手がいろいろな投手の球を知りたい時期です。選手と交互に受けるため、僕の出番は多くありませんでしたが、実戦が始まってからは機会が増えました。投手がやりやすい環境を整えるのが一番の仕事なので、常に投手陣の動きに気を配っています。日本ハム時代から知る吉井さんと厚沢さんが(コーチとして)いるので、とても連携がとりやすい環境です。

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