ファイターズ
ドラ1ルーキー矢沢 〝二刀流デビュー〟へ 3月14or15日の西武戦で
野手起用からマウンドへ リリーフでの〝リアル二刀流〟が濃厚
新球場で本格二刀流デビューだ! 日本ハムのドラフト1位ルーキー・矢沢宏太投手兼外野手(22)が、3月14、同15日にエスコンフィールド北海道で行われる西武とのオープン戦で、プロ入り後初めて投打同時出場する可能性が高まった。新庄剛志監督(51)は2連戦どちらかでの二刀流起用を「ある。(タイミングを)計算している」と示唆し、「やっぱり守ってもらってからマウンドに行ってもらって、下げるっていう形がベストかな」と、野手出場からリリーフ登板するプランを明かした。
エンゼルス・大谷とは違う、矢沢ならではの二刀流が見られそうだ。まずは外野手として守備に就き、試合の途中でマウンドに向かう。春季キャンプ中には加藤投手コーチが「ブルペンで肩をつくるのが早い」と中継ぎ適正を評価していた。登板準備に時間がかからない左腕の特徴を生かす現状の最適解だ。