チーム一番乗りでマウンドへ　納得の内容に「最初に投げられたことは光栄」

　まっさらなマウンドは格別だった。日本ハムのコディ・ポンセ投手（２８）が１日、エスコンフィールド北海道で初めて行われたチーム練習に参加。実戦形式の打撃練習に登板し、チーム一番乗りでマウンドへ上がった。〝投げ初め〟を終えた助っ人右腕は「最初に投げられたことは光栄。この球場を造るにあたり、関わってくれた皆さまが素晴らしい仕事をしてくれた。そのエナジーを感じられる一日になったよ」と充実感をにじませた。

　開幕ローテーション入りへ順調に調整を進めている。この日は江越と清宮を相手にインターバルを挟んで合計３８球を投じた。江越に死球を与える場面も見られたが、威力ある直球と切れ味鋭い変化球を惜しみなく披露。「感覚としてはすごく良かった。ライブＢＰと試合の登板はメンタル面などで違いがあるけど、きょうは似たようなシチュエーションで投球できたよ」と、実戦を想定したピッチングを満足げに振り返った。

練習後のルーティンも確立！？　サウナを利用し身も心もリフレッシュ

　新球場の設備を早くもフル活用している。練習後にはサウナを利用。充実の汗を流してリフレッシュした。「すごく暑かったよ。シャワーを浴びて湯船につかってサウナに入るのがルーティン。これを保っていきたいね」。心と体を整えて、来日２年目のシーズンを迎える。