ファイターズ
2023/03/02 22:20

江越 前日に右手首負傷も新球場初実戦で満塁弾

三回1死満塁、江越が左翼越えに本塁打を放つ(球団提供)

■紅白戦 紅組2-8白組(2日、エスコンフィールド北海道)

3月1日に実戦形式の打撃練習で死球も「まだ痛みはあるけど大丈夫。試合は気合です」

 強烈な一打で不安を払拭した。日本ハムの江越大賀外野手(29)が2日、エスコンフィールド北海道で行われた紅白戦に白組の「9番・中堅」で先発出場。記念すべき新球場初実戦で満塁弾を放ち、大きなインパクトを与えた。前日1日に実戦形式の打撃練習でコディ・ポンセ投手(29)から右手首に死球を食らったが、タフネスぶりを発揮。強靱な体を武器に開幕スタメンを奪いにいく。

 痛みに耐えてバットを振り抜いた。三回1死満塁。左腕・河野が投じた低めの直球をはじき返すと弾丸ライナーを左翼スタンドへ突き刺した。会心のグランドスラムに「打った瞬間行ったなと思った。(右手首は)昨日当たったばかりなので、まだ痛みはあるけど大丈夫。やろうと思えばやれます」。レギュラー奪取を狙う男は、痛いかゆいを胸に納めて結果を残した。

関連記事一覧を見る