ファイターズ
開幕投手の加藤貴 新球場初の紅白戦先発で3回1失点 清水に被弾も登板を通し「精度良く投げられた」
■紅白戦 紅組2-8白組(2日、エスコンフィールド北海道)
一発の怖さを知ったことが最大の収穫「フライが上がるとホームランになってしまう」
日本ハムの加藤貴之投手(30)が2日、エスコンフィールド北海道で行われた紅白戦に先発登板し、3回を1失点にまとめた。開幕投手の大役を担う左のエースは「前回は真っ直ぐが全然ダメだったけど精度良く投げられた。ある程度の投球はできた」と、46球を投げ終えて上々の手応えを得た。
甘く入れば持っていかれる。一発の怖さを知ったことが最大の収穫だった。昨季までの本拠地・札幌ドームよりも狭く、フェンスが低い新球場での初実戦。二回に紅組4番・清水から浴びた本塁打を踏まえて「フライが上がるとホームランになってしまう。失投はもったいないと思うので、なるべく少なくしたい。やっぱり狭いので一発に気をつけたい」と、被本塁打への警戒心を高めた。