吉田輝星 5日教育リーグ・ロッテ戦先発 内容次第で甲子園凱旋登板へ
強めのキャッチボールで調整し、練習後は鎌ケ谷へ移動
日本ハムの吉田輝星投手(22)が5日、千葉・鎌ケ谷スタジアムで行われる2軍教育リーグのロッテ戦に先発する。登板後は再び1軍に合流予定。順当に行けば11日、甲子園が舞台となる阪神とのオープン戦で先発する見込み。金足農高時代、高校野球ファンを沸かせた聖地で勇姿が見られそうだ。
この日は強めのキャッチボールで調整。練習後は鎌ケ谷へ移動した。次回の実戦は教育リーグ。先発ローテーション生き残りを懸け、一層のアピールが必要で「しっかり、打者と対戦しながら結果を出したい」と決意を込めた。
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改良中のジャイロフォークとシンカー系フォークの使い分けが理想
練習では、変化球の改良に取り組んできた。チームメートの北山と会話し、投球の幅を広げるためにジャイロフォークが有効と判断した。現在、投げているシンカー系のフォークと使い分けることが理想で「ジャイロ系のフォークの方が大きく落ちる。左のインコースに対して使えたりとか。レパートリーがあった方がいいかな」とイメージしていた。
首脳陣は入団5年目のドラ1右腕に期待を寄せている。教育リーグの内容が良ければ、次々回は中5日で1軍の阪神戦に先発させるつもりだ。熱い夏の記憶がよみがえるマウンドに再び立てるか―。吉田の甲子園凱旋は現実味を帯びている。