コンサドーレ
2023/03/04 21:30

札幌ペトロヴィッチ監督がJ1通算525試合の最多指揮記録達成

ペトロヴィッチ監督が史上最多となるJ1通算525試合目の指揮を執った

■J1第3節 新潟2-2札幌(4日、デンカビッグスワンスタジアム)

 北海道コンサドーレ札幌は4日、敵地でアルビレックス新潟と対戦し、2-2で引き分けた。この試合でミハイロ・ペトロヴィッチ監督(65)は、史上最多となるJ1通算525試合目の指揮を執った。

広島6年、浦和6年、札幌6年

 「私はこの記録に関して言えることは、感謝でしかないということ。これだけ長くJリーグで仕事ができたのは、多くの人の支えがあったからこそでしかない。広島で6シーズン、浦和で6シーズン、札幌で今年6シーズン目になるが、そのときに3クラブで支えてきてくれた会社やスタッフの皆さん、何より選手たち、そしてサポーターの皆さん。そういった多くの方々の支えがなければ、私はここまで来られなかった」。試合後の記者会見で感想を問われた指揮官は、日本でのキャリアを支えてくれた人々へ感謝の気持ちを口にした。

広島で黄金期の礎を築く

 2006年6月、広島の監督にシーズン途中から就任し、日本でのキャリアをスタートさせた。07年シーズンにはJ2降格を経験するも、翌年のJ2で勝ち点100の圧倒的な成績を収めて優勝し1年でJ1復帰。11年シーズン終了後に退任するまでの6年間で、2度のカップ戦準優勝を達成。退任後の12年から4年間で3度のJ1優勝を果たした広島の黄金期の礎を築き上げた。

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい