■オープン戦　楽天５―４日本ハム（３月５日、札幌ドーム）

先発のドラ２金村が３回無失点　清宮、アルカンタラがソロ弾も八回に逆転満塁被弾

　日本ハムは５日、楽天と札幌ドームで対戦し４－５で敗れた。先発のドラフト２位ルーキー・金村尚真投手（２２）は３回を投げ、打者１０人に対して１安打無失点とアピールに成功。続く２番手・田中正義投手（２８）も３回１安打無失点とつないだ。打線は４番・野村佑希内野手（２２）が一回１死一、三塁で中犠飛を放って先制。五回は松本剛外野手（２９）が右翼線に適時二塁打を放ち、六、七回には清宮幸太郎内野手（２３）とアリスメンディ・アルカンタラ内野手（３１）がそれぞれソロ本塁打を放った。中押しの追加点で流れに乗ったかに見えたが、終盤に試合は動いた。八回に登板した育成４位ルーキー・山本晃大投手（２３）が先頭から３者連続四球。代わった松岡洸希投手（２２）が代打の楽天・伊藤裕に逆転満塁ホームランを浴びた。試合後、新庄監督は球団を通じ、「山本君、松岡君、チャンスはああいうとこでつかまないとね」とコメントした。

■一回に先制の犠飛を放った野村内野手

「先制点が欲しい場面だったので、最低限の仕事ができて良かったです」

■五回2死一塁から右翼線に適時二塁打を放った松本剛外野手

「反対方向を意識していました。自分らしい打球が飛んでくれて良かったです」

■七回に右越えソロ本塁打を放ったアルカンタラ内野手

「ミートを意識して打った。日々練習してきたことが、結果に出てくれた」

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