ファイターズ
2023/03/08 21:25

清宮 12球団単独トップの3号2ラン それでも新庄監督からお褒めの言葉はもらえず

一回2死二塁、2点本塁打を放った清宮(中央)がチームメートとハイタッチを交わす(撮影・桜田史宏)

■オープン戦 日本ハム7ー1ロッテ(3月8日、ZOZOマリンスタジアム)

前日4タコの悔しさ一蹴 第1打席でメルセデスのカーブ捉えた

 会心の一撃で勝利への流れを引き寄せた。日本ハムの清宮幸太郎内野手(23)が8日、ZOZOマリンスタジアムでのオープン戦・ロッテ戦に「5番・一塁」で先発出場。一回、先制直後の2死二塁の好機で右翼席へ2ランを叩き込んだ。4打数無安打に終わった前日7日の嫌な流れを断ち切り「きのうはチャンスで流れを止めて悔しかった。自分の役割を全うできた」と明るくコメントした。

 絶好調を自認しなくとも打球はフェンスを越える。オープン戦3号は12球団単独トップ。その打棒は日を追うごとに上向いている。この試合でも好投手・メルセデスのカーブにうまくタイミングを合わせ、白球をスタンドへ運んだ。「悪い感じの引っ張りではない。状態が良いかは分からないけど、ホームランが出ているので悪くはないのかなと思います」。昨季18本塁打の大砲候補は着実に実力を伸ばしている。

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